【Canadian Rocky】9/16 カヌー、カツカレー、Trans-Canada highway
今日はカナディアンロッキーの最終日だ。ジャスパーからカルガリー国際空港まで、420kmの道を車で移動する必要がある。
宿をチェックアウトし、まずは朝一番で、ピラミッド湖というジャスパーの街から数キロのところにある湖に向かい、そこでカヌーに1時間ほど乗った。水曜どうでしょうのユーコン川下りを思い出し、妻と「ミスターがんばれ!」などと声を掛け合いながら1時間ほど楽しんだ。
天気がとてもよく、ピラミッドマウンテンが湖面にとても鮮明に写っていたのが印象的だった。
続いてジャスパーの街に戻り、さゆりという日本食料理屋でチキンカツカレーwith天ぷら小鉢を食べた。山といえば、やっぱりカツカレーでしょということで、どうしても食べたくなってしまった。凄まじい量で満腹。
天ぷら小鉢についていた、人参とピーマンとブロッコリーの天ぷらは生まれて初めて食べた。
ここからが大移動の始まり。まず3時間強をかけてバンフに向かう。僕は猛烈な眠気に襲われてしまい、妻にその行程のほとんど全てを運転してもらってしまった。天気は快晴、ロードサイドの景色も抜群にいいのに、僕は助手席で1時間くらい寝ていた。
レイクルイーズからバンフまでの区間は、ハイウェイ1号線を少し外れ、旧国道の1A号線を走った。その道すがら、キャッスルマウンテンという西洋のお城のような形状をした山を見たり、計画山火事(Fire in here, do not reportという看板があり、煙が上がっている場所の近くに暇そうな消防車があった)に遭遇したりできた。総じて、ただの移動というわけではない、充実の道程だった。
キャッスルマウンテン
バンフでは、お土産屋さんに少しだけ立ち寄り、すぐさまカルガリー国際空港に戻った。
バンフからカルガリーまでの道は、左右に牧草地が広がる広大な大地に一本太い道路をただただ東西に横たわるよう敷きましたというような高速道路である。名をトランスカナダハイウェイという。正確にはトランスカナダハイウェイはバンフから先もつづいているのだが、とくにバンフからカルガリーまでの区間の一直線ぶりがすごい。
ここを"制限速度"時速110kmで駆け抜ける。
カルガリー国際空港には7時前に迷うことなく着いた。ナビなしでも、Wi-Fiで一度探索したルートを決して外れないようにしたり、地球の歩き方の地図を参考にしたり、道路標示を見逃さないようにすれば、意外となんとかなるもんだった。ただ、地図の読める相方は必須。
空港から本日の宿まではバス停に設置されている電話から宿に電話してシャトルバスを呼び寄せる。10分ほどで宿に着き、併設のイタリアンレストランでカルボナーラとシーフードスパゲティを夕飯に食べて、部屋に戻って昨日残した白ワインを飲んで寝た。
明日はいよいよアメリカに戻る。
さらばカナダ。さらばkm表示。
【Canadian Rocky】9/15 Edith Cavellトレイル、野生動物たちとの邂逅
7時に目覚ましをかけてスヌーズと格闘の後に7時半起床。支度をしてケビンのすぐ横にあるレストランで朝食ビュッフェを食べ、9時前に出発。
最初の行き先はMount Edith Cavellという山。ここに登り、エンジェル氷河という、天使の形をした氷河を見るのが目的。Edith Cavellには4時間くらいで歩けるキャベルメドウというトレイルがあるのだが、手軽に森林限界を超えて遮るもののない斜面を歩くことができるという点と、トレイル上から常にエンジェル氷河の姿が見え続けるという特長があった。
10時頃にトレイルを歩き始めた。初めは日陰でとても寒かったが、緩やかな傾斜を進むうちに体が暖まり、快適になってきた。
途中、ピカと呼ばれるナキウサギの仲間や、クズリと思しき茶黒い動物に遭遇した。ピカはちょっとした鳥のような甲高く長い声で鳴く。斜面に生えているハイマツのような苔のような植物を食べまくっており、フォルムはモルモットとウサギの間のような感じである。
リスもいたんよ。
1時間ちょっと歩くと、森林限界に到達する。それ以降はエンジェル氷河が見え続ける。
エンジェル氷河はその名の通り、羽を広げた天使のように見える氷河だ。青白い氷河と、その上部にある氷河によって削られたお椀型の山容はとても格好がよかった。
森林限界だからこその、植物が生えていない枯れた山肌に登山道だけが白っぽくウネウネと描かれている光景は、数年前に日本アルプスで見た光景を彷彿とさせるもので、とても懐かしかった。天気も良く、爽やかな風が吹く中での山歩きは本当に気持ちよかった。
4時間のトレイルを気持ち良く終え、引き続いて、
マリーン渓谷
メディスン湖
マリーン湖
を巡った。1つ1つが30km強離れているので、ドライブをするにもちょうどいい。ロードサイドはほとんどが針葉樹だか、時折分布している落葉樹は見事に黄色く色づいていて、カナディアンロッキーの灰色の山々の下で見事に映えていた。
帰りのドライブ中、道端にたくさんの車が止まっていたので、何かと思えば、ブラックベアがいた。大人しいクマとはいえ、目先10mくらいのところにいるクマを車から降りてカメラでおさめる動物ファンの人達はすごい情熱があるなと感じた。でもクマかわいかったよ。
カナダ特有の渓谷や湖畔の景色、そして野生動物との邂逅を今日もまた十分に楽しみ、宿に戻ってコインランドリーで洗濯をしたのち、併設のレストランで夕食を取った。
エルクのカルパッチョ、トラウトのスモーク、キノアのリゾットと、カナダのビールを飲み、ケビンに戻ってワインとニューヨークから持ってきた赤いきつねを食べて寝た。
【Canadian Rocky】9/14 バンフからジャスパーへの移動と道中の観光
7時半起床。今日はバンフからジャスパーという街に移動する日だ。移動する日といっても、道中に見なければいけないポイントが非常に多いため、忙しい。
宿をチェックアウトしてまずはFairmont Banff springs hotelを少し離れた展望台から見学。
すぐに移動を開始し、昨日の夕方行ったモレイン湖に向かった。
カナディアンロッキーのドライブをタイムラプスで撮影したものを載せておきますね。 pic.twitter.com/Ir0VrQSaYF
— N堂 (@ryota314) 2016年9月17日
モレイン湖に着いた時はまだ周囲の山の陰で朝日を浴びる直前だった。霜が降りて、晩秋の早朝そのものだったが、徐々に日が差してくると、湖は美しいエメラルドグリーンに変わった。湖を取り囲む険しい岩峰との対比が素晴らしかった。
その後は一路ジャスパーに向かう。そしてその途中の景勝地を根こそぎ楽しむというスタイルを取った。
巡った景勝地は以下の通り。
・クロウフット氷河
烏の足のような形をした氷河。確かにはっきり鳥の足のような形をしていることがわかった。ロードサイドの簡易な駐車場から見えるため、たくさんの観光客が車を止めて写真撮影をしていた。
・ボウ湖
エメラルドグリーンの湖と周りを囲む急峻な岩山という、僕のイメージの中のカナディアンロッキーとして定番化しつつある組み合わせの湖だった。
・ペイトー湖
僕は4歳くらいのころ、カナディアンロッキーに来たことがあるのだが、その中で唯一記憶に残っている湖。シルエットがキツネの顔のような形をしているなと思った記憶が残っているのだ。20年経っても相変わらずキツネだった。
あと、近くにいたおっさんに、お前の着てるジャケットは湖と同じ色だな!と言われた。そう捉えるとすげー色の湖だ。
・ミスタヤ渓谷
氷河からの雪解け水が流れる川で侵食されてできた渓谷。割とよくあるタイプの川で侵食された渓谷だが、見応えはあった。名前の響きが水曜どうでしょうのミスターに似てるので、「ミスタくんを告発します!」などとつぶやきながら観光を済ませた。
・クロッシングで昼食
クロッシングという、道の駅のような場所に寄った。ホットドッグにチリビーンズをアホほど乗せたものと、バンズに大量のpulled porkを挟んだサンドイッチを食べた。多分合計2000kcalくらいあった。
・コロンビア大氷原
これが今日のハイライト。氷河観光のため、特殊な6輪バスに乗り、氷河の上を移動して大氷原に降り立つ。氷河の上は冷たい風が吹き下ろしていて寒いが、その割には以外と見応えはない。どちらかといえば、雪上バスを楽しむツアーとなっている。帰り、集合時間に遅れた中国人が容赦なく氷河に置き去りにされていたのが印象的だった(後続バスで無事回収された模様)。
・スカイウォーク
氷河を見下ろせる高さ300mの場所に作られた天空の回廊。韓国人の女の子がむちゃくちゃビビっていたのがかわいらしかった。
以上を終え、コロンビア大氷原からジャスパーに向かう途中、道端で2回エルクという大型の鹿に遭遇した。寒帯の動物特有の大きな体は迫力に満ちていて、雄大だった。
ジャスパーではファミリーケビンに泊まることになっている。これがなかなかに素敵なケビンで、キッチンや暖炉まである。
ジャスパーのコンビニ的なストアでサッポロ一番と辛ラーメンを買ってキッチンで調理して食べた。ちょっとした山小屋気分を味わえてよかった。
【Canadian Rocky】9/13 サルファーマウンテン、エメラルドレイク、モレインレイクなどの詰め合わせ
星空リベンジで、3時に起きて空を見ると、星がたくさん見えた。眠すぎ寒すぎでじっくり見ることはせず、すぐに寝た。やはり寝る前に見たほうがいいな。
7時半に起床して支度を済ませて本日も車にて出発。まずはバンフ市街の南にあるサルファーマウンテンへと向かった。
サルファーマウンテンにはゴンドラの駅があり、一気に2200mの頂上展望台に登って周辺の山々を眺めることができる。
ゴンドラ
朝9時頃だったため、頂上はずいぶんと寒く、数日前に降ったと思しき雪が残っていた。ジャージの上から、フリースのパーカー、ライトダウン、ゴアテックスのカッパを着て、フードで頭を覆ったスタイルで景色を楽しんだ。
朝の東からの太陽に照らされて、周辺の山々もバンフの街並みもとても美しかった。
イギリス英語や中国語、韓国語、日本語が聞こえてきたので、いろんな国から人が集まってきているのが分かる。
十分景色を楽しんだ後は、頂上のカフェでコーヒーとイングリッシュマフィンなどを食べ、再びゴンドラで下山した。下りのゴンドラは乗り込む際に写真撮影をしてくれて、下界の売店でそれを買えるシステムになっていた。
サルファーマウンテンから下りた後は、昨日のレイクルイーズからさらに北西に進んだところにある、エメラルド湖に向かった。
エメラルド湖は、名前の通り、エメラルドグリーンの湖で、湖の周りを一周5km程度で散策することができる。エメラルド湖も例に漏れず周りを山で囲まれており、平坦な道を急峻な山を眺めながら散策するという、山岳好きにとって極めて贅沢な体験ができた。
一周したのち、湖畔の売店でスモークサーモンのベーグルサンドと、アイスを食べて移動。
Nature bridge,
Takkakau fall,
を鑑賞した後に、レイクルイーズのすぐ近くにあるモレイン湖に19時前くらいに着いた。
モレイン湖もまた周囲を岩山に囲まれていて、湖面に写る岩山がとても美しかった。
絶景っていうレベルじゃねぇぞおい!
その後、バンフに戻って宿のすぐそばのレストランでポークリブとフィッシュアンドチップス、カナダビールを満喫し、帰宿。
軽くウォッカのソーダ割りで晩酌して就寝。
今日は森の中や山と山の間の谷を行くことが多かったため、山の陰で涼しいところを歩く場面が多かった。
特に、日没前は、山肌は太陽に照らされているが、自分が歩いているところはすでに日没後の涼しさとなっているような状態で、それがとても過ごしやすく、気温は10℃くらいなのだけれど、涼しくて気持ちいいと感じた。
日陰を歩きつつ十分な光量で照らされた山の写真を撮るというのはこのような山脈でしかできない贅沢なものだと思う。
【Canadian Rocky】9/12 Lake Louise
バンフ滞在2日目。星を見ようとして5時過ぎに起きるも、雲が空を覆っていたために見ることはできなかったので二度寝。
8時に起床。外の気温は0℃。
シャワーを浴びて登山着に着替え、9時前には車に乗ってlake Louiseに向けて出発した。
天気は晴れの予報だったけれども、完全なるガスの白い世界。
終いには小雨まで降ってどうなることかと思ったが、Lake Louise driveという道に入り、湖に向け1700mまで標高を上げていくとガスを抜けて快晴の湖に着いた。
Lake Louise。湖面にビクトリア氷河が写り込む。
Lake Louiseは湖畔にFairmont Chateau Lake Louiseという高級なホテルがあり、湖に向かって正面、左右を山に囲まれており、正面の山はヴィクトリア氷河という氷河を持つ。湖は青からエメラルドグリーンの間くらいの色で、正面の氷河が湖面に写っている。
湖の淵に立つと、眼前にエメラルドグリーンの湖、前方にほぼ180度岩峰が広がり、真後ろには高級ホテルが建っているという、贅沢な光景を見ることができる。
気温はマイナス2℃程度だが日差しは暖かく、キリッ冷えたと晩秋の朝という感じだった。
湖畔のホテル。高級。
まずはLake Agnesというところを目指して2時間ほどトレイルを歩いた。
Lake Agnesは標高2100m程度の湖で、湖畔に山小屋のような小さなティーハウスがある。この小屋の中の匂いは日本の山小屋とさほど変わらず、木造ゆえの木の匂いが、登山客の熱気由来のちょっとした湿気によって小屋に充満していた。
とても懐かしい気分になった。
Lake Agnes & 小屋
そこから、Big bee hiveという2200mほどの山に登り、Lake Louiseを上から見下ろした。
Mt. big bee hiveを下から見下ろすとこんな感じ
Lake Louiseにはアメンボのようにボートが浮いていた
山行中はずっと、雪を被った険しい岩山が見えていた。あそこを登るのは技術的に不可能だなと思う一方、荘厳な山を見ながらのハイキングは最高だと改めて感じた。
2時頃に下山を開始し、5時前に元来た駐車場に帰着。車でバンフ市街まで戻った。
6時過ぎにthe Bisonというバイソン肉を出してくれるレストランへ。バイソンバーガーとバイソンリブアイを注文したが、クセもほとんどなく牛肉のようにおいしかった。
7時半に宿に帰り着き、寝支度をして晩酌の後、就寝。
【Canadian Rocky】9/11 バンフに到着
前回の投稿で2週間のバケーションを取得するとの報告をしたのだけど、毎日奇跡的に日記を書き続けることができたので、それを順次投下していきたい。
まずは初日9月11日の日記を。
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4時半に起床し5時に家を出発した。
行きのタクシーは朝からやたら元気がいい中国人の運転手さんだった。なぜかシートベルトをゆるめて付けていて、運転も荒かったので心配だったが、無事にニューアーク国際空港に着いた。
6時前にチェックイン済ませ、フードコートで朝食。セルフオーダーで適当にソーセージと目玉焼きを挟んでもらったサンドイッチを食べた。目玉焼きの黄身が半熟で意外とおいしくて少々驚いた。
食べかけですが。
7時前に手荷物検査、出国審査をすませる。アメリカからの出国時、普段は全身スキャンをするのだが、今回はなく、アメリカからカナダへは出国のハードルは低いという印象を受けた。
今回初めて乗ったエアカナダの飛行機は、
・フリーWi-Fiでネットがつながる
・トイレには常時6人程度の行列が出来ている
・機内アナウンスが英仏の2カ国語
という3点に驚かされた。乗り心地やサービスは特に普通だった。
飛行機は現地時間11時過ぎにカルガリーに到着し、早速Dollarレンタカーに車を借りに行くも、事前に注文したはずのカーナビがついていないとのこと。なんとか付けられないか聞いてみたら奥からボロボロのカーナビを引っ張り出してきた。シガーソケットに接続するタイプのカーナビだったが、接触が悪く、常にプラグの部分を押さえていないと通電しない、壊れかけのイヤホンのような状態だったため、返却した。
携帯電話は圏外なのでGoogle mapに依存することはできない。今から別のカーナビを用意することもできないとのことなので、止むを得ず空港の本屋で地図を購入するとともに、空港の無料Wi-FiでGoogleマップのルート探索を実施。そこに示されたルートを決して外れないように運転をすれば電波を必要とするルート再探索が不要であるためにインターネット接続なしで目的地たどり着けるという、綱渡りのような作戦を採ることにした。
絶対に道を間違えられないドライブに備えて、空港でハンバーガーとグリルドチキンラップを食べて腹ごしらえをしたりしていたので、結局1時半頃に出発した。
カルガリーの道はそこまで複雑ではなかったので、道は間違えずに済んだ。カナダの国道一号線に乗ると、ナビに106km道なりですと告げられて衝撃を受けた。
ロードサイドの景色は、初めのうちは広大な牧草地帯だったのが、徐々に針葉樹林帯に変わり、最後は切り立った岩山から成る山地へと景色が現れた。それはまさに寒帯の風景のイメージそのものだった。
本日の宿であるBumpers innには4時前頃に到着。15分ほど仮眠を取ってからバンフの街を散歩した。
「バンフっつーところはすごくいいところだね。」
バンフは標高1400m弱にある町で、周囲には岩山がそびえている。ちょっとした川も流れているから、上高地に少し様子が似ている。日本人の観光客がとても多いようで、”日本人が経営しています”と銘打たれたお土産屋さんも2件ほど見かけた。
バンフの町を散策してみて、改めて僕は高地が好きだということを再確認した。やっぱり高地はいい。涼しいし空気が澄んでいて心の淀みが消え去る。その一方で、熊怖いとか低体温怖いという、生存に関わる緊張感が出てくる。これもまた悪くない。
夜は町の酒屋で買ったお酒と持ってきた柿の種で晩酌して10時半に就寝した。
バケーションとは
9/10から9/25まで、会社の2週間休暇を取得することとなった。
これは、センシティブポジションのひとが年に一度オフィスから2週間完全に隔離されなくてはいけないという制度で、欧米における所謂バケーションに当たるものだと言える。
休み前の最終出社日、同僚たちが次々やってきて、俺たちのことは忘れて目一杯楽しんでくれと言ってくれて、しばしの別れを惜しむ握手を求められたのがとても印象的だった。他人の休暇に対してとても好意的なのは欧米ならではかもしれない。
バケーションを取るというのは心身をリフレッシュするためにとても重要視されている気がする。
同僚に、こんな時期に休んでる場合じゃないんだけど…と伝えたら、まあいつ休んでもそれは変わらないんだから気にするなと言われた。なんとも他人の休暇に対して好意的だなと感じた。
これは、欧米においてバケーションを取るということの持つ意味を、身をもって体感した貴重な経験だと思う。
一方で、ここまで彼らが好意的だったのは僕がこの数ヶ月チームのためにそれなりに働いたし飲みに行って信頼関係も築いたし、何より最近顔が死んでたから"もういい…!もう…休めっ!"ってなっただけだったのかもしれない。
そしてバケーション初日の早朝、僕はものすごくリアルに再現された仕事の夢を見たのであった。
何はともあれ、2週間旅をしてきます。