2016/12/24 - 12/25 Christmas in Boston
12/24
5:40に起床、ドアマンにクリスマスチップを渡して出発。
前日のうちにおにぎりと焼きそばを用意しておいたものの、見事に持ってくるのを忘れる。
地下鉄でペンシルバニアステーションに6時半頃到着。
帰省するのか、たくさんの乗客が列をなしていた。クリスマスプレゼントを抱えている人も多く、ホリデーシーズンを思わせる。
今回の宿は100ドルで確保したシェラトンホテル。ボストンの相場は200ドル程度のイメージなので、かなり割安だ。
恐らく、ホリデーシーズンはみんな自宅で過ごすので宿泊料が低めに設定されているのだろう。
電車の出発が30分弱遅延し、そこからノロノロと4時間半の電車旅となる。
電車の中では、伊集院光深夜の馬鹿力を聴いたり、友人とチャットしたり、音楽を聴いたり、車窓を見てぼーっとしたり、最近会社で起こっていることを徒然に振り返ったりと、普段はなかなか自分の気の向くままに出来ていないことをのんびりして過ごした。これが長時間のアムトラック旅の最大の醍醐味だと僕は思う。飛行機は速すぎるし夜行バスは寝ないといけない。18切符の旅の感覚が一番似ているかもしれない。
11:53、ボストンバックベイステーションに到着。Uberを呼び10分程度で予約していたIsland Cleek Oyster Barに着いた。
Raw oysterを12個と牡蠣のフライをパンに挟んだようなやつを食べた。生牡蠣と合わせて白ワインのボトルを頼み、昼から心底幸せな食卓となった。
久しぶりに、ああ僕はこのために働いてるんだなと思えるくらいの幸福だった。
今回の宿は100ドルで確保したシェラトンホテル。ボストンの相場は200ドル程度のイメージなので、かなり割安だ。
恐らく、ホリデーシーズンはみんな自宅で過ごすので宿泊料が低めに設定されているのだろう。
電車の出発が30分弱遅延し、そこからノロノロと4時間半の電車旅となる。
電車の中では、伊集院光深夜の馬鹿力を聴いたり、友人とチャットしたり、音楽を聴いたり、車窓を見てぼーっとしたり、最近会社で起こっていることを徒然に振り返ったりと、普段はなかなか自分の気の向くままに出来ていないことをのんびりして過ごした。これが長時間のアムトラック旅の最大の醍醐味だと僕は思う。飛行機は速すぎるし夜行バスは寝ないといけない。18切符の旅の感覚が一番似ているかもしれない。
11:53、ボストンバックベイステーションに到着。Uberを呼び10分程度で予約していたIsland Cleek Oyster Barに着いた。
Raw oysterを12個と牡蠣のフライをパンに挟んだようなやつを食べた。生牡蠣と合わせて白ワインのボトルを頼み、昼から心底幸せな食卓となった。
久しぶりに、ああ僕はこのために働いてるんだなと思えるくらいの幸福だった。
最近知ったのだが、タバスコは生牡蠣用に作られたソースらしい。確かに生牡蠣を頼んだら付いてきたし、実際合わせてみるととても美味しかった。
食後、ほろ酔いのままそこから歩いて一度ホテルに戻り、荷物を預けてさらに歩いてボストン美術館に移動した。
途中、Boston Philharmonic Orchestraのホールがあり、ショップに少し立ち寄った。中には小澤征爾にまつわる品もあった。
ボストン交響楽団のホールからさらに10分くらい歩いたところにボストン美術館はある。
規模はそこまで大きくないが、モネやゴッホ、ゴーギャンの有名な絵画、それから仏像なんかも置いてあって案外僕のような学のない人間にも楽しむことが出来た。
しかし、やはり美術館は有名な絵を見つけて喜ぶ以外の楽しみ方が出来ず情けない。クリスマスイブに美術館とかかっこいいと思った時点で僕は負けている。
繰り返しになるが、アメリカのクリスマスは家族で家で過ごすのが相場であるようで、美術館もやはりとても空いていた。
美術館で閉館ギリギリの5時まで過ごし、電車Green lineに乗ってGovernment centerまで移動し、Quincy marketを訪れた。ここはフードコートや服屋さんもたくさんあり、港も近いため、普段なら賑わっている場所だが、この日はお店もほとんど閉まっていて、クリスマスツリーの周りにそこそこの人だかりが出来ている程度だった。
そこで、僕らはクリスマスのイルミネーションを撮影し、クリスマスオーナメントショップと真っ暗な海をチラ見して、電車に乗ってホテル方面に引き返し、夕飯を食べることにした。
当初行こうと考えていたAtlantic Fish Companyは予約でいっぱい。そのすぐ近くにあるという理由でLegal seafoodにも立ち寄ったが25分待ちだったため、もう1つの候補だったSummer shackというホテルの目の前のシーフードバーのようなところに向かった。
ここでクラムチャウダー、Buffalo shrimp、Steamed lobster 1lbとボストンラガーの代表、Samuel Adams 1 pintを注文した。
ロブスターは蟹並みに食べづらかったけれども、蟹並みに美味しかった。
クラムチャウダー。パンで出来た器のやつを食べたかったのだけどなかった。
えび(左)とえびの仲間(右)
ホテルに戻り、ようやくチェックイン。ホテルではクリスマス気分を味わうためにルームサービスでチョコレートケーキ(小振り)を頼んだが、その結果ライフを18ドル削られた。
また、気晴らしにテレビをつけてCartoon Networkを流してみたところ、シンプソンズに近い画風のエクストリームブラックジョークアニメが放送されており、聖夜に下衆な笑いに身を委ねて無事死亡。
暗黒アニメを流しつつ寝落ちした。
12/25
8:00頃起床し、ホテルの浴槽にお湯をためて入浴した。シェラトンホテルの浴槽は自宅のものよりも広くて深く、いつもより心地よい朝風呂に入ることが出来た。
9時頃からホテルのロビーにて朝食。平日は朝食など食べないくせに、ホテルに来ると、宿泊代に含まれてもいない朝食を食べたくなっちゃう癖を早く治したい。
よくあるビュッフェ形式のアメリカンブレックファーストで、ベーコン、スクランブルエッグ、ソーセージ、パンと、シェフがその場で作ってくれるオムレツと、コーヒーやオレンジジュースなどをお腹いっぱいに食べて出発。
前日、Boston South Churchというそこそこ有名な教会に立ち寄ったところ、クリスマスのミサを朝10:00からやっているとのことで、そこに行こうと考えていたのだが、朝食を食べ終えたのが9:50だったので断念。
ホテルの裏手にある、教会でミサをやっているかどうかチェックしたが、そこもミサがあと10分くらいで終わるとのことで断念。
仕方ないので、ホテルから20分ほど歩いたところにある、ボストン聖十字架大聖堂に行ってみるだけ行ってみて、ミサはやってたら参加することにした。
ホテルから大聖堂までの道で、趣あるボストンの住宅街を見ることが出来た。ボストンの町並みは赤レンガで出来た建物と赤レンガの歩道で統一されている。前回の訪問の時も見かけたが、景観に溶け込むシックなセブンイレブンがとても印象的だった。
辿り着いた大聖堂ではたまたまミサやっていて、運良く参加できた。
祭壇の横にはクリスマスツリーと綺麗なイルミネーション。大聖堂もステンドグラスがきれいで、とても華やかなミサだった。
カトリックのクリスチャンの人々が小さな子供を連れてミサに来ている姿には、敬虔なクリスチャンが醸し出すなんともいえない人柄の良さそうな雰囲気を感じ、心が洗われた。
クリスマスのミサで心洗われ、今度はバスと電車を乗り継いでハーバード大学とMITを訪問した。
どちらも、クリスマスで休暇中だったので学生は全くいなかったのだろうけれども、アジア系の人を中心とした観光客で賑わっていた。
どちらも、クリスマスで休暇中だったので学生は全くいなかったのだろうけれども、アジア系の人を中心とした観光客で賑わっていた。
余談だが、MITの正面にはチャールズリバーが流れている。この川は流れが緩いからなのか、表面が一部凍っていて、その上を鴨らしき鳥の集団が散歩していた。
MITからさらに1.6kmほど歩いて、昨日行けなかったAtlantic Fish Companyをだめもとで訪問。すると、15時頃に入ることが出来た。
そこで念願のパンの器に入ったクラムチャウダーとロブスターのビスクを頼み、さらにエビとホタテのリゾットを食べた。
ここは評判通り、とても美味しかった。
隣に座っていたお姉さんもSo tastyを連発しているくらい美味しかった。
パンの器のクラムチャウダー食べられた! Atlantic Fish Companyというレストラン、すごくよい。
こうして昼食とおやつの中間くらいの食事でお腹を満たし、16:40にBoston back bay駅からアムトラックに乗ってマンハッタンに戻った。
クリスマスのボストンはやはり全体的にお休みモードで、日本でいうと多分元日のように、ほとんどのお店が閉まっていて、稼働しているのは教会くらいなのだろう。街にもほとんど人は歩いていなくて、閑散としていた。
この週末はそこまで気温も下がらず、天気も初日の日中は雨天だったものの、夕方から翌日にかけては晴れていたので、比較的快適に観光することができた。
ボストンは綺麗な町並みとシーフードが好きな人は是非訪れてみる価値のある土地だと改めて思う。