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N堂の備忘録

主に身の回りのことをエッセイ形式で。

膝の痛み

昨年の11月にニューヨークシティマラソンに出場して、もともと痛めていた膝が完全に逝った。

 

5年前にランニングを始めて3、4年前くらいは週に2、3回くらいの頻度で10キロくらい走っていたのだけど、一昨年近所に陸上競技場を見つけて、ペース走(200mを55秒ペースで8km)とか、インターバル(200m5本)とか、レペティション(600m+200m)とか、1000mタイムトライアルとかやって追い込みすぎたら歩けなくなるくらい膝が痛くなった。

ちなみに、その当時は追い込みすぎて1000mのT.Tで自己サードベストの3分13秒と10000mの自己ベストの46分26秒(しょぼい)を叩き出した。

ランナーズニーすなわち腸脛靱帯炎であり、ストレッチ不足と走りすぎが原因だと判断して、そのときは入念なストレッチと休養でなんとか治した。

 

しかし、昨年の11月にほとんど練習せずに初マラソンに挑んだ結果、半分もいかないくらいの時点で右ひざが痛くて走れなくなった。何とか踏破はしたものの、翌日は歩くこともままならない始末。

それ以降、しばらくの休養を経てまた走ろうとするが、その度に痛めた膝が痛くてまったく走れない。ストレッチやらアイシングやらを試みてもだめだった。ああ貴重な趣味の一つであるランニングを失ってしまうのだろうか、いやまあそのうち治るかと楽観して放置していた。

 

しかし昨日、近所にあるランナーズショップに行って膝のサポーターをなんとなく眺めていたら店員さんが、どこが痛いんだ説明してみろ、と話しかけてきた。

ランナーズニーだと伝えたら、ランナーズニーねぇ(ニヤリ)、膝の痛みは膝が原因とは限らないぞ、調べてやるからちょっと面貸せといって足のサイズとか重心の位置を測るマシンに連れて行かれた。

余談だが、そのマシンはなかなかすごくて、片足をマシンの上に置くと下から足つぼのいぼみたいなのが伸びてきて、足の形を三次元で計測してくれる。

 

重心やらアーチの形やらを測定されて、店員さんがははーんみたいな顔をした。

店員さんに、左足を後方に置いて、右足の膝を曲げてみろと言われた。すると、膝が内転した。本来は、膝を曲げた際に膝の位置はつま先の中心に向かって下がらなければならないらしいが、僕の膝は大体右足の親指くらいの位置まで内側に向かって下がる。

確かに、中学時代から僕は蹴り足が外に流れるというフォームで、それが悩みだったのだが、走るフォームを見せたわけでもないのに見破るとはすごい。 

この膝の内転により、着地と蹴りだしの際に膝が無用に回転してしまうため、膝に必要以上の負荷がかかっていることが痛みの原因だという。

 

これを解消するためには、膝を曲げたときに真下に下がるようにアーチ(土踏まず)を持ち上げて支える靴の中敷を入れればいいということだった。

 

足が流れて膝がぶれるのは、先天的なX脚が原因で解消の術はないと思っていたが、思わぬ形で解決策が提示されてびっくりした。

ありがとうSuper Runners Shop, Times Square店。

まだ治ると決まったわけではないものの、ちょっとこの中敷を試してみたいと思う。

 

まさか膝の痛みを治すために足の裏に手を加えることになるとは、まったく想定していなかったので目から鱗だった。一見無関係だと思えるもの同士が実は有機的につながっていることを知るのはとても楽しい。